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私たち正樹鉄工は、創業より金属加工メーカーとして着実に歩んで参りました。鋼材加工の技術力を基に、様々なニーズに応える形で対応品種を増やしてきました。そして、現在は「鉄の街」「ねじの街」として知られる大阪・九条に製造拠点を置き、多様な製品を取り扱っております。
初代社長・小林寅夫の後継として、私は創業当初から現在に至るまで尽力してきました。長い間、建築金物製品に携わってきたことで、一つ気づいたことがあります。それは、発展と変革を続ける日本の街の姿に、私自身が深い愛着を持つようになったということです。この数十年、周囲の光景も随分と変わりました。それこそ雨後の筍のように、新しい建物などが作られていきました。一見無機質であるそれらの構造物ですが、そこに様々な人の苦労や努力といった「想い」が込められていることを、私は知っています。もちろん、私自身の「想い」も含めて。だからこそ、今現在の街の姿が輝いて見えるのでしょう。
これからも、街の姿は変わり続けていきます。それは、驚くべき速さであるに違いありません。当社は自らの役割を理解し、持ち味である機動力を存分に発揮していきたいと考えております。心の中では、人々の暮らしを陰ながら支えているということに、誇りと喜びを感じながら。その「想い」だけは、決して変わることはありせん。 |
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代表取締役社長 小林秀樹 |
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